2025年度も無事に卒論審査会が終了しました。
今年度の各コース優秀論文に選ばれた4年生に、卒論執筆の思い出をうかがいました。
公共・生活コース
<生活経営学ゼミ>
卒論審査会を終えて、周りの友人が達成感に満ちた表情をしている中で、私はしばらく実感がわきませんでした。「これが終わったら卒業式だけ」という状況はどこかふわふわしていて、長い時間と労力をかけて取り組んだものほど、終わりを受け止めるのに時間がかかるのだと感じました。
卒論執筆は、大学生活の集大成というイメージが強く、書き上げられるのだろうかという不安を常に抱えていました。日常生活の中でも頭の片隅にはいつも卒論があり、関連するニュースに自然とアンテナを張るようになったことを覚えています。テーマを決めたきっかけは3年生のときのゼミの発表で、たまたま私の担当が公営企業や水道事業だったことでした。ちょうど書き始めた頃に八潮市の道路陥没事故が発生し、社会的意義を強く感じたことも、このテーマに本気で向き合う後押しになりました。
一方で、就職予定の企業から指示されていた資格試験との両立には苦労しました。卒論、資格勉強、アルバイト、遊びなど、限られた時間の中でやりたいこととやらなければならないことの優先順位を考え、折り合いをつける日々はもどかしくもありましたが、振り返ると忙しくも非常に充実した日々でした。1年間ひとつのテーマに向き合い、最後まで書き上げることができた経験は大きな自信となり、今後の自分を支えてくれる確かな糧になったと感じています。
(家政経済学科4年 M.Y )
経済・経営コース
<マクロ経済学&環境経済学ゼミ>
卒業論文では、女子大ならではの学びを生かしたいという思いからテーマを設定しました。論文を書くにあたって学生へのアンケート調査と、データ分析を行いました。
データ分析によって表れた結果を読み解くことで、ただの数字が意味のあるものになった時には大きな達成感を得ました。また、一度結果が出たものを別の視点から再度分析し直すことで、問いに対して掘り下げた研究ができたと感じます。その分、時間や労力がかかったため大変さを感じたところもありますが、分析手法が近いゼミの仲間と相談しながら執筆を進め、納得のいく仕上がりになりました。
卒業論文の執筆は個人作業です。執筆の最中には何度も悩むところがありましたが、先生や仲間と話す中で解決策を見出すことも多々ありました。また、ゼミに出席して仲間が作業を進めているのを見ると自分もやる気が出てきます。個人作業でありながら、一人じゃないと思えたことは卒業論文を書き上げられた大きな要因だったと感じます。
最後に、ご指導いただいた先生、ゼミの友人、調査にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
(家政経済学科4年 S.M )
