家政経済学会


当学科には、日本女子大学家政経済学会という学会が設けられています。教員と学生、さらに卒業生を中心とした会です。

講演会や研究会を毎年開き、また、学会誌『家政経済学論叢』(年刊)を刊行しています。『家政経済学論叢』には学生からの投稿も掲載します。

刊行物『家政経済学論叢』(1)

刊行物『家政経済学論叢』(2)



2021年度

2021年度には、コロナ禍の中、オンラインシンポジウム「ITとイチゴ ―農業生産法人・特定非営利活動法人GRAのこれまでとこれから―」を開催しました(共催:家政経済学科卒業生の会)。

 

雑誌やテレビなど多数メディアで話題、ひと粒1000円の「ミガキイチゴ」の開発者である岩佐大輝氏をお招きして、ご講演いただきました。岩佐大輝氏は 1977年、宮城県山元町生まれ、日本および海外で複数の法人のトップを務める起業家です。2011年の東日本大震災後は、壊滅的な被害を受けた故郷山元町の復興を、IT×知恵×農業で応援されてきました。

 

職人技とITを融合した最先端施設園芸により「ミガキイチゴ」を開発し、高品質かつ安定供給可能なイチゴとして2013年度グッドデザイン賞を受賞しました。このような新しい試みの中で、地域に若い人たちにとっても魅力的な働く場を生み出しました。 

 

オンラインでの講演会ではGRAのこれまでの経緯、現状と課題や展望、高級イチゴのマーケティングに加えて、大学生へのメッセージなどをお話しいただきました。

2021年度オンラインシンポジウム 講演の様子(1)

2021年度オンラインシンポジウム 講演の様子(2)