
7月9日(火)、博報堂生活総合研究所の近藤氏をお招きして『マーケティング論Ⅰ』の公開講座が開催されました。現役のマーケターとして活躍する近藤氏の講演は、学生たちにどのように響いたのでしょうか?
今回の講座で強調されたキーワードは「0次情報」。これは、スマホやインターネット上の情報ではなく、自らの足で得たリアルな体験から得る情報を指します。近藤氏は、この「0次情報」を得ることの重要性について詳しくお話しされました。
講義の様子は、こちらの動画をご覧ください。
日本女子大学の教育の根幹には、成瀬仁蔵先生が提唱された三網領の教育理念とともに、「現物(リアルな世界)の観察・体験」と、それを「言葉として表現する力」を育むことが重視されています。今回の講座で、近藤氏がおっしゃった0次情報を言語や数値に変換し、それを仲間と共有・交換するプロセスが、教育の新たな発展の可能性を広げるものであることを実感しました。
参加学生の感想も近日中に公開予定です。どうぞお楽しみに!