· 

卒論審査会を終えて


2023年度も無事に卒論審査会が終了しました。

今年度の各コース優秀論文に選ばれた4年生に、卒論執筆の思い出をうかがいました。


公共・生活ガヴァナンス論ゼミ

 私は「公共トイレ使用に関する新たな課題―利用者の認識とジェンダーの視点から見た問題点―」というテーマで卒業論文を執筆しました。近年、歌舞伎町の男女共用トイレの是非など公共トイレのあり方に注目が集まっており、普段は意識されにくい公共トイレのニーズや配慮について改めて調査したいと考え、このテーマを選びました。

 執筆作業で特に行き詰まったのは、2万字以上の文章を練る中で膨大な文字数に頭がこんがらがり、何をどのような順番で論じていけば良いのか分からなくなってしまったことです。さあ卒論を書こうと意気込んでパソコンを開いたのに考えがまとまらず、今ひとつ作業が進まないことが何度もありました。そのため、あまり根を詰めすぎず自分のペースで進めること、そして意見が矛盾してしまわないようこまめに文章を見返すことを意識しました。また、1度書いた文章を寝かせ、しばらく経った後に見直して誤りや読み手に伝わりにくい表現を修正するという作業を繰り返しました。その結果、文献調査など事前準備も含めると執筆には1年半ほどかかってしまいましたが、気持ちに余裕を持って進めることができたと考えています。

 正直に言うと、就職活動や資格の取得、アルバイトや遊びなど「やりたいこと」や「やらなくてはならないこと」が盛りだくさんの中で、卒業論文が重荷に感じることもありました。しかし、一生懸命取り組んで良かったと思えるような、自分でも納得のいく論文を仕上げることができた経験は、確実に自分の糧となったと実感しています。

 最後になりますが、ご指導いただきました先生方に感謝申し上げます。

 

 (家政経済学科4年 Y.A)


ミクロ経済学&行動経済学ゼミ

 卒業論文の執筆を通して環境に恵まれていたことを実感できました。私の卒業論文は売上個数からデータ分析を行うものだったため、実店舗の協力が必要不可欠でした。大学生協の方がご協力してくださらなければ卒業論文を書くことも出来なかったため感謝の気持ちでいっぱいです。また、指導教員の先生が様々なお力添えをしてくださったため書き上げることができました。

 卒業論文を書く中で難しかったことはデータ分析と仮説とは別の結果が出た際の考察です。

データ分析に関しては3年次に履修した「データ分析の方法」で使用した教科書が非常に役立ちました。仮説と別の結果が出た際の考察については、様々な視点から物事を考え検討することの大切さを実感しました。

 

 卒業論文を通じて学んだ多角的な視点で物事を考えることを生かし、自分の置かれた環境に感謝することを忘れずに社会に適応していきたいです。

 

(家政経済学科4年 S.A)


学科インスタグラムでも、卒論審査会の様子や終了直後のインタビューを発信中!今回ご寄稿いただいたY.Aさんにも卒論完成までの気になるエピソードをたくさんお聞きしましたので、ぜひご参考にしてください。