2024年10月5日(土)、日本女子大学目白キャンパスにて、2024年度 家政経済学科講演会「私らしい生き方と働き方のデザイン」を開催いたしました。今回の講演会には、特定非営利活動法人manmaの代表理事である越智未空さんをお招きし、価値観が多様化する現代において「自分らしいライフデザイン」を見つけるための場をご提供いただきました。
さらに、本学の卒業生である稲田安希さんと二本松真央さんをゲストスピーカーとしてお迎えし、お二人のキャリアヒストリーを通じて、それぞれがどのようにして自分らしい生き方と働き方を模索してきたのかを語っていただきました。
ゲストのお二人からキャリアヒストリーを伺った後、参加者自身が気づいたことや感じたことを書き出し、話し合うワークショップも行われました。このワークショップを通じて、参加者はライフデザインに関する自分自身の大切にしている価値観に気づくとともに、必ずしも予定通りに進まない中でも「どう生きたいか」という軸を大切にし、柔軟に働き方や生活を設計していくことの重要性を学ぶ機会となりました。
第二部では、在学生、卒業生、教員などさまざまな参加者が集い、交流会が行われました。ゲストスピーカーである稲田さんのご実家が営むキッチンABCのおいしいお弁当を囲みながら、世代を超えた交流が深まり、互いの経験や考えを共有する貴重な時間となりました。
講演に参加した学生からは、次のような感想が寄せられました。
- 人間、どうしても「できない」ことへの恐怖が大きいと思うのですが、そこを無視して「やるか、やらないか」で選択できることの強さがとてもすごいなと感じました。また、結局は気の持ちようで本当に「できない」ことなんて実はないのかもしれないと考えさせられました。
- 自分で勝手に諦めてきたことって沢山あるなと感じたのと、できるか出来ないかという結果よりもやるかやらないかという自分の決断、意志を大切にしていくのが良いのかなと考えました。
- わくわくするかどうかという言葉が印象に残っています。仕事を決める上で有給やボーナスなど条件を考えがちですが、わくわくするかどうかで仕事を決めるということは今後自分が続けることができるかにも繋がるため、大切な考え方だと思いました。
- 人と違うことをするのは怖いことだが、悪いことではないという言葉が印象的であった。多感な大学生という今に人と違う動きをするのは悪いことであるかにも思えるし、すごく不安なことでもあるが、その経験こそが自分の視点を広げることに繋がると思った。
- 「普通はこうだよね、じゃなくて常識や固定概念を取り払いこのパートナ ー、この子供たちと作っていくんだ!」というお話が印象に残りました。理想に縛られることは良くない。あるのは素敵だけれど現在進行形で共に作っていくことが大切だという気づきをくださいました。
当日の様子は、学科公式インスタグラムでもご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください♪