今年度は本学の保護者会組織にあたる「泉会」からのご支援をいただき、「デザインとAdobe Illustratorを学ぶ講習会」を、基礎編と応用編の2回シリーズとして11月から12月にかけて実施することができました。泉会のご支援に心から感謝申し上げます。
アドビから名講師、近藤祐爾氏をお招きし、伝えたいメッセージにデザインの要素を加えてリーフレットや研究ポスターを作成するための基礎を、家政経済学科の学生と教職員に伝授いただきました。
事後アンケートの結果を見ても、受講者のみなさんの満足度はとても高く、例えば下記のような感想をいただきました。
- 説明を聞きながら、自分で好きなものを自由にデザインできたのが面白かったからです。良い経験となりました。ありがとうございました。(1年生)
- 就職先でイラストレーターを使うため、基礎を学びたく参加しました。(4年生)
今年度は試行的な試みとしてこの会を実施しましたが、今後に向けての期待として下記のようなご意見もいただきました。
- 課題解決のためのプロトタイプの作成や、プレゼンなどをデザインやデザイン思考を用いてアプローチする授業を期待します。(3年生)
- 実際に完成まで作って互いにフィードバックし合えるような授業があっても面白いかなと思います。(3年生)
- 自分を表したオリジナルマークみたいなものを作ってみたいです。(1年生)
他学科と連携の専門科目「まちづくり基礎演習」(2年生以上の選択科目)では、住居学科の学生といっしょに、まち歩きや現地でのインタビュー調査にもとづいた分析結果を、イラストレーターも活用しながらまとめます。
経済学にデザインをかけ算すると、どんな学びが開拓できるか、みなさんと考えていきたいと思います。ご意見があれば、気軽に先生たちにお声がけください。
(家政経済学科 教員)